「集中プロパン」と「個別プロパン」の違いって?集中プロパンの知りたいこと全部解説

「集中プロパン」と「個別プロパン」の違いって?料金は?メリットは?集中プロパンの知りたいこと全部解説

 

引越しの際などに、不動産屋から「ここは集中プロパンを使っているので、都市ガス並みに安いですよ」と言われることがあります。

 

 

集中プロパン?耳慣れない言葉ですよね。

 

 

都市ガス並みに安いって本当かなぁ?プロパンガス会社の裏側(トップページ参照)を知っていると、簡単には信用できません。

 

 

このページでは、

集中プロパンって何?

というところから、

集中プロパンは本当に安いのか

もっと安くできる方法はないのか

というところまで徹底解説します!

 

 

集中プロパンとは?

 

集中プロパンとは、特定の範囲内にある家庭や工場などで使われるプロパンガスを、一カ所から供給する方式のことを言います。

 

集中プロパンは、供給元となる設備の種類によって、さらに2つの供給方式に分類されます。

 

 

集中プロパンの分類① 集中供給方式

 

団地の一角などに「容器収納庫」を設置し、そこから、ガス管を通して各家庭などへガスを供給する方式です。

 

容器収納庫の中には、LPガスボンベが複数設置されます。

 

そのため、各家庭にガスボンベが設置されている場合よりも、ガスボンベの交換が効率的でコスト削減につながります。

 

 

この場合のガス管は、都市ガスと同じように地中に埋め込んでいます。

 

 

集中プロパンの分類② バルク供給方式

 

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出典:http://www.nichidankyo.gr.jp/toku/chapter7/7_07.html

 

 

「バルク貯槽」という、ガス貯蔵用のタンクを設置し、そこから、ガス管を通して各家庭などへガスを供給する方式です。

 

バルク貯槽は容積が大きく、大量のガスを貯蔵しておくことができます。

 

また、バルクローリーという車両を使って、バルク貯槽に直接LPガス(プロパンガス)を充てんすることができます。

 

集中供給方式と比べても、複数のLPガスボンベに充てんする必要がないので、運搬や充てんのコストをさらに下げることができます。

 

 

また、バルク貯槽は「地上式」と「地下式」の2種類の設置方法があり、設置場所の状況に応じてどちらかを選ぶことができます。

 

 

この場合のガス管も、都市ガスと同じように地中に埋め込んでいます。

 

 

「集中供給方式」と「バルク供給方式」はどちらが良いか

 

バルク供給方式の方が、一度に輸送できる量が多く、供給の手間も少ないため、より低コストで済みます。

 

バルク貯槽の設置場所を地下にすることも可能なので、設置場所の融通も利きやすいメリットがあります。

 

 

バルク供給方式は元々、工場などの大量にLPガス(プロパンガス)を使う事業者向けの供給方式でしたが、

 

平成9年の法改正以降、一般家庭でも使えるようになりました。

 

これからさらに普及していくのが期待されていますが、現在のところはまだまだ、各家庭にガスボンベを設置する「個別プロパン」が主流です。

 

 

「集中供給方式」と「バルク供給方式」は選べる?

 

平成9年のLPガス(プロパンガス)自由化以降、ガス会社を自由に選べるようになっています。

 

そのため、「集中供給方式」を採用しているガス会社と「バルク供給方式」を採用しているガス会社があれば、どちらかを選ぶ(乗り換える)ことができます。

 

しかし、集中供給方式・バルク供給方式ともに、ガスを貯蔵している場所から自宅までガス管を引く必要があるため、貯蔵場所が遠い場合は契約するのも難しいでしょう。

 

 

集中プロパンと個別プロパンの違いは?

 

LPガス(プロパンガス)と聞いてイメージするのは、各家庭にガスボンベを設置するタイプが一般的だと思います。

 

その一般的なタイプが「個別プロパン」です。

 

各家庭にガスボンベを設置して、使ったらボンベごと交換するという供給方式です。

 

 

それに対して、特定の範囲内の利用者分をまとめて一カ所に設置するのが「集中プロパン」です。

 

 

集中プロパンのガス料金

 

集中プロパン・個別プロパンともに、プロパンガスのガス料金はガス会社ごとに大きく違います。

 

はっきり言ってしまえばボッタクリの会社が多い業界なので、きちんと適正料金で提供している会社と比べて月額で何千円も変わってくる場合があります。

 

この辺りの事情はトップページの解説をご覧ください。

 

 

冒頭にも書いていますが、集中プロパンは都市ガス並みに安いと言われることがあります。

 

仕組み的に言えば、個別プロパンよりも集中プロパンの方が運搬や供給にかかるコストが少ないですし、そもそも本来はLPガス(プロパンガス)も都市ガス並みの料金で提供できるはずなんです。(本当は都市ガス並みの料金で提供できるのに悪徳なプロパンガス会社同士が価格競争にならないように手を組んでしまっている⇒トップページ参照)

 

しかし現実は、適正価格を無視した料金設定をしているLPガス(プロパンガス)会社が多いため、集中プロパンであっても、実際にガス会社に問い合わせて料金を確認してみないことには本当に安いかどうかも分かりません。

 

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引用:プロパンガス消費者センター

 

上の表がLPガス(プロパンガス)と都市ガスの料金相場の比較です。

 

集中ガスであれば、本来はこの表の都市ガス並みの料金となるはずです。

 

ガス会社に確認してみて、それよりも高い場合は、せっかく集中ガスなのに料金的なメリットが少ないと言えます。

 

 

集合住宅よりも戸建の方が安くなりやすい

 

アパート・マンションなどの集合住宅でプロパンガスを利用する場合は、敷地内に「容器収納庫」や「バルク貯槽」を設置して集中プロパンにすることが多いようです。

 

それに対して、戸建の場合は各戸にガスボンベを設置する個別プロパンが使われる場合が多いですが、その地域である程度まとまった利用者数がいれば、集中プロパンが使われることもあります。

 

 

集合住宅の場合は、元々集中プロパンしか選択肢がない場合も多いため、優良なガス会社以外はあまり割引せず、個別プロパンの相場と変わらないか、むしろ高くするようなケースも多いようです。

 

戸建の場合は、ある程度メリットを出して利用者を集めないと集中プロパンにできないため、個別プロパンよりも料金を安く設定するガス会社が多いです。

 

 

70戸以上に供給する集中プロパンの場合は法律が変わるため安くなる

 

集中プロパンの中でも、70戸以上にガス供給する場合は、「ガス事業法」という法律に定められている「簡易ガス事業」の許可を経済産業省から受ける必要があります。

 

料金についても法律の制限を受けるため、70戸以上の集中プロパンの場合は、一般の料金よりも安くなります。

 

 

集中プロパンと都市ガスはどちらが良い?

 

まず、プロパンガスと都市ガスを比較すると、下記のようなメリット・デメリットがあります。

 

都市ガスと比較した時のプロパンガスのメリット

 


  • ガス管が通っていない地域でも使える
  •  

  • ガス管を利用しないため災害時でも復旧が早い
  •  

  • 発熱量が多い(火力が必要な料理屋などではプロパンが選ばれる)

 

 

都市ガスと比較した時のプロパンガスのデメリット

 


  • 利用料金が高い
  •  

  • 都市ガスより爆発・燃焼を引き起こしやすい

 

 

集中プロパンでも個別プロパンでも、基本的には上記のメリット・デメリットは変わりません。

 

付け足すとすれば、集中プロパンであれば個別プロパンより安くなりやすいという点でしょうか。

 

 

メリット・デメリットはありますが、一般家庭であればやはり一番気になるのは料金面だと思いますので、

もしプロパンガスと都市ガスのどちらも選べる環境なのであれば、料金が安い都市ガスの方がメリットが大きいと思います。

 

 

集中プロパンとオール電化はどちらが良い?

 

新しく家を建てる方などで、集中プロパンとオール電化のどちらにするか迷っている場合もあると思います。

 

これも判断が難しいところで、自分の家庭で使う用途・エネルギー量などから総合的に判断する必要があります。

 

 

ただ、比較する際にはきちんと優良なガス会社の料金と比較する必要があります。

 

複数のLPガス(プロパンガス)会社を自分で比較するのはかなり大変ですし、優良な会社かどうかの見極めも素人目にはなかなか出来ません。

 

地域最安値の優良プロパンガス会社を無料で比較・紹介・乗り換え手続きまでしてくれる「ガス屋の窓口」というサービスがあります。

 

こうしたサービスも使って、しっかりと比較検討するのがおすすめです。

 

 

プロパンガス利用中の方・これから利用する予定の方はガス会社の一括比較がおすすめ

 

集中プロパンでも個別プロパンでも、プロパンガスの料金はガス会社によってバラバラです。

 

適正料金で提供している優良ガス会社であれば、都市ガス並みに安い料金で使うことができますが、適正料金よりも毎月何千円も高い料金を設定しているところもあります。

 

 

現在プロパンガスを利用中の方も、これからプロパンガスを利用する方も、プロが地域最安値のプロパンガス会社を無料で比較・紹介・乗り換え手続きまでしてくれる「ガス屋の窓口」で、優良プロパンガス会社を見つけるのがおすすめです。

 

 

 

 

ガス屋の窓口について詳しくはこちらで解説しています

 

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